株主優待を手に入れるための3つのステップとは?銘柄選びから受け取りまで徹底解説!
株主優待を手に入れるための具体的な方法をお伝えします。
株主優待を受け取るには、以下の3つのステップが必要です。
今回は株主優待を手に入れるための3つのステップとは?銘柄選びから受け取りまで徹底解説!を紹介します。
株主優待を手に入れるための3つのステップがわかる
1. 株主優待を実施している銘柄を選ぶ
株主優待を実施している銘柄は、上場企業の約4分の1にあたる1,400社程度あります。その中から、自分に合った銘柄を選ぶことが大切です。銘柄選びのポイントは以下のようなものがあります。
– 優待内容が自分の好みやニーズに合っているか
– 優待取得に必要な株数や金額が自分の予算に合っているか
– 配当金や株価の動向も考慮して、総合的な利回りが高いか
– 企業の業績や将来性が安定しているか
株主優待を実施している銘柄の情報は、インターネットや雑誌、書籍などで簡単に調べることができます。
また、証券会社や株式情報サイトなどでは、株主優待人気ランキングやおすすめ銘柄なども紹介されています。
これらの情報を参考にしながら、自分の目的や条件に合った銘柄を探してみましょう。
知って得する株主優待(発行:野村インベスター・リレーションズ)
2. 株主優待を受け取るために必要な株数を購入する
株主優待を受け取るためには、企業が定めた権利確定日に株主である必要があります。
権利確定日は通常、決算期末か中間決算期末、あるいはその両方であることが多く、企業ごとに異なります。
権利確定日は企業のホームページや有価証券報告書などで確認できます。
ただし、株式は買付してから受け渡されるまで2営業日かかるため、実際には権利付最終日(権利確定日の2営業日前)までに株式を買付し、保有していなければなりません。
例えば、
– 2023年5月末が権利確定日の場合
– 2023年5月29日(月)が権利付最終日
– この日までに現物株式を買付けすれば、株主の権利が得られる
また、株主優待を受け取るためには、一定数以上の株式を保有する必要があります。この一定数は企業ごとに異なりますが、一般的には100株単位で設定されています。
例えば、
– 100株以上保有すると商品券1,000円分
– 300株以上保有すると商品券3,000円分
– 500株以上保有すると商品券5,000円分
このように、保有株数に応じて優待内容が変わることが多いです。
ただし、保有株数に完全に比例するわけではなく、一律で同じ内容だったり、上限が設定されていたりすることもあります。
例えば、
– 100株以上保有すると自社製品1点
– 300株以上保有すると自社製品2点
– 500株以上保有すると自社製品3点(上限)
このように、保有株数と優待内容の関係は企業ごとに異なります。
そのため、購入する際には事前に確認しておくことが大切です。
権利確定日については、↓に詳細を解説しています。
3. 株主優待品を受け取る
株主優待品は、権利確定日から数週間から数ヶ月後に送付されます。
送付時期は企業ごとに異なりますが、一般的には以下のような時期です。
– 決算期末(3月末)が権利確定日の場合:6月~7月
– 中間決算期末(9月末)が権利確定日の場合:12月~1月
– 決算期末・中間決算期末(3月末・9月末)が権利確定日の場合:6月~7月・12月~1月
送付時期は企業のホームページやネット証券会社などで確認できます。
以上で、株主優待を手に入れるための具体的な方法についてご紹介しました。
株主優待を受け取るためには、銘柄選びから購入まで少し手間がかかりますが、それだけの価値があります。
優待のメリットとデメリットはこちら
株主優待初心者向けの基礎情報をお教えします!